お葬式について

2022年12月04日 15:27

たとえば「お葬式」ということを語る時には、クリスチャンの間ではすぐに「偶像礼拝」ということがメインで語られることが多いものです。
でもよく考えて欲しいのだ。葬式とは何か?ということを。
お葬式とは、故人への感謝を表し哀悼し、そして悲しみの中のご遺族に寄り添うということなのだ。そこにある「宗教」はある意味、二の次だと思うのだす。
まずそこから物事を考えて行くことが大切なのだと思う。
その人として当たり前のことを後ろに置いて、ああだこうだと論争するのは、とても悲しい話だ。
愛は無礼をせずと聖書にも書いてあるが、お葬式で無礼を働くクリスチャンもいるのは現実みたいだ。(すみません、私も昔はそうでした)
クリスチャン精神科医の工藤信夫先生が「信仰による人間疎外」という本を書いておられる。皆さんにも一読して欲しい本ですが、そのタイトルからも、をよーく考えてみる必要があると思う。
「信仰」のゆえに本来の人として大切なことを見失ってはいないか?
まずそういうことを考えながら、では実際葬式ではどのような態度を取るかは、それぞれがそれぞれの場で判断すべきことなのだと思う。

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